2017年7月26日水曜日

コガタスズメバチの駆除

先日、風呂の湯沸器の修理でサービスマンが2人来宅して、装置を点検していたときのことだった。屋外の装置を点検していたひとりが、「お客さん、ハチがいますよ」と呼びかけてきた。表に出て彼の指さす向きを見ると、玄関の庇のあたりに数匹のスズメバチが飛び回っている。おそらく、工事にともなう人の往来にハチたちも反応したのだろう。さらに観察すると、庇の脇に穴が開いていて、そこがハチの出入り口になっているらしい。状況からして玄関付近の側壁の内側か天井裏に巣があると思われる。それにしても、出入り口が玄関脇とは最悪の場所に巣を懸けたものだ。

スズメバチの出入り口

そういえば思い当たるふしがある。去年はニホンミツバチの巣に飛来したのはオオスズメバチとキイロスズメバチだけだったが、今年は見掛けない小型のスズメバチが早い時期から来ていた。どうも、我が家に棲み着いたのと雰囲気が似ている。玄関から和バチの巣箱までは直線距離で数十mだから、絶好の餌場が近くにあることになる。

さて、どうするか。何でも自分でやるのが好きなほうだが、スズメバチ駆除には防護服が必須だし、素人には危険すぎる。専門の業者に頼むしかなかろう。さっそくハチ仲間に相談すると、グループのなかに駆除を請け負っているメンバーが居ることがわかった。渡りに船だ。さっそくお願いすることにした。彼の話では、この小型のスズメバチはそのまんま、コガタスズメバチであることがわかった。

スズメバチの駆除を専門業者に依頼すると市から補助金がでる。ここに掲載した写真はその証拠として提出する書類に添付するために、その仲間が撮ったものである。

 
屋根裏に作られたコガタスズメバチの巣

 
除去したコガタスズメバチの巣

外周の白い蓋は有蓋蜂児、中央部分は幼虫。南無南無。

2017年7月4日火曜日

継箱をする

現在、ニホンミツバチの巣箱は4段だが、ハチの数が増えてきて観察扉のある4段目までハチで埋まるようになった。夜、巣内の撮影のため巣箱へ行くと真っ暗な中にも巣門から多数のハチが外へ出ている。このため、扉を開け閉めするときにハチを潰す事故が起きるようになった。

ハチが巣門から外へ出て涼んでいる 扉の裏にはびっしりハチたちがいる

巣箱をもう1段増やすことにした。そのついでに冬の引出式トレイ(掃除用)を外し、夏用の網床(OMF)に切り替える。

 
仮置きの台、継箱、袴                固定ロープと波板を外す

いままでの3段目と4段目の間に継箱を入れる。そのために、屋根~3段目を仮置きの台へ移動する。移動しても静に扱えばハチたちはまったく騒がない。

屋根から1~3段目を仮置きの台に載せる ハチに動揺する様子はない

伏せて土台にしたビールケースの中はササで一杯になっていた。ササを刈る。

ビールケースの上に置いてある板には巣箱内側サイズの開口部がある。冬のあいだは掃除用の引出式のトレイが開口部を塞いでいる。夏はこの引出式のトレイを外して、直接台座を置く。これにより網床が実現する。

 
土台にしたビールケースのなかはササでいっぱい ササは刈った

これまでビールケースは伏せて置いていたが、今回から反転させて、そのうえに巣箱内側サイズの開口部のある板を敷く。

 
箱を継いで5段構成となる 左側は取り外した引出式のトレイ

いままで引出式のトレイのあった部分が完全な開口となった。

 
巣底はOMF(網床)になって涼しそう

これで夏向きの換気は十分だろう。この巣箱はスダジイの木陰にあるので真夏の直射日光はほとんど当たらない。巣屑などのゴミは金網から下へ落ちる。

 
3~4段目の混雑は緩和

あとはハチの群れている写真の3段目が巣板で満ちてくれることを願うのみだ。

2017年7月2日日曜日

ことしも月下美人が

去年と同じ7月1日に最初の月下美人が咲いた。

 
昼間に白い花弁が見えるようになると今夜咲く合図だ

 
8分咲きかな

 
これで満開だね 馥郁とした香りが部屋に満ちる

あと何回咲くか楽しみ。