いずれにしても、このままだと巣脾が2段目と巣門の境界を超えて伸びてしまいそうだ。
今日確認すると、ハチ球の最下部はもう巣門段に5cmほども垂下していた。しかし、ハチ球は巣脾よりもだいぶ大きく膨れる。実際に巣脾がどこまで伸びているかハチ球の底を棒で探ってみたところ、まだ巣門段との境界は超えていないようだった。それなら、3段目に上桟をセットした状態で継いでも巣脾を潰すことはない。ハチたちにはいささか迷惑かもしれないが。
巣箱2段+巣門段 → 巣箱3段+巣門段構成へ
1段目にどの程度ハチがいるか気になったので、覗いてみた。2段目に上桟を設置したときにくらべてだいぶハチの数も増え巣脾も大きくなっているようなので、一安心。つでに巣脾が巣箱に貼り付いている個所はそっと蛸引を差し込んで切り離した。
巣脾は左側だけ巣箱に貼り付いていた
24日の入れ替えのときに貼り付いた巣脾は切り離している。こまめに切り離しをしないと上桟を取り出して内検することができなくなりそうだ。そうなっては上桟式の意味が大半なくなってしまう。
手前は屋根を外して下ろした1~2段目、奥は継箱する3段目
巣箱3段+巣門段
16:25 3段目の様子
夜、巣内を撮影してみた。左側は巣の奥(巣門と反対側)で、あぶれたハチが数匹見られるだけで、ハチたちは1~2段に収まっているようだ。上桟が巣脾を潰した様子もないので、棒での触測?どおり巣脾は境界を超えていなかったのだろう。
1段目も2段目もまだ巣脾が作られていない上桟が残っている。今後、巣が成長して、1~2段が満杯になったとき、はたして3段目に巣作りを進めてくれるか、それとも、去年のように逃去してしまうのか。ただ、去年は1~2段から巣脾を3段へ下ろすという操作は試みていない。それをやれば、3段目にも巣を伸ばしてくれるのか、はらはらしながら見守っていくしかない。