2019年4月7日日曜日

分封騒ぎ

朝10時半ころ、自室から小用を足しにトイレに行った。小窓から外をみると多数の昆虫が飛んでいる。もしかして、これは? 居間へ急ぐと案の定、庭はおろかベランダのなかまでハチたちが飛び回っていた。


ヤマザクラ群


    おびただしい数とはこのことか

庭に出るとハチたちが所嫌わず体にぶつかってくる。しかし、これは危険を察知したときの警告の意味ではなさそうだ。ハチたちは分封というお祭り騒動に浮かれて、うろうろする人間を避けそこなって衝突しているに過ぎない。こちらも慌ててカメラだけ持って庭に出たので面布も帽子も着けていなかったが、頭や顔にぼこぼこぶつかるハチたちに刺されることはなかった。


離着台の下に大きなハチ球ができている

そのうち飛んでいるハチの数が減ってきた。しかし、去年のコナラ群の第3分封のように飛び回る分封群が方向性を持って飛び去るような動きはない。

    どんどん巣門から中へ ハチ球は縮小


周囲を見ると飛んでいるハチも少なくなった

森のコナラ群のほうまで見てみたが、静まり返っている。近くに分封群が集まっている場所はなかった。

昼食後、どのくらいハチの数が減ったか見てみた。

ハチは減っていない

大騒ぎをしたがハチの数があまり減っているようには思えない。働きバチたちがいざ分封しようと飛び出したものの、肝心の女王が追従しなかったのかもしれない。どうやら分封は見送られたようだ。

静まり返った夕方、ヤブの奥のヤマザクラはほぼ満開のようだ。

 
満開のヤマザクラの下で静まるヤマザクラ群

2019年4月3日水曜日

サクラはまだか

今年のソメイヨシノもヤマザクラも咲くのが遅い。

昨日、うちの前のヤブのなかに自生しているヤマザクラに白いものが見えたので、今日確認した。


老眼では開花は確認できない

昨日は午後曇天で光が弱く白く小さいものは見つけやすかったが、今日の午前中は好天で空が明るすぎてかえって見えない。

木の下まで近寄って、おぼろげにらしきものを目指してカメラで撮った。


レンズの威力! けっこう開花している 前の写真の左側の大きなヤマザクラのアップ

カメラのレンズの威力で、はっきり開花を確認できた。

キエビネの芽が大きくなった。


キエビネ

8株芽生えているようだ。


8株が芽生

ハチたちの様子も観察。いずれも順調のようだ。


コナラ群


カキノキ群


ヤマザクラ群 通気のためか穴が2つ

番外。我が家で越冬したアオマツムシ? 冬の間廊下や玄関などの天井を住処とし、今は洗面所の天井にいる。動くところは見たことがないが、知らない間に居場所を変えている。そろそろ外へ出してやるか。

我が家の天井で越冬したアオマツムシ?

2019年3月31日日曜日

春だというのに

投稿は味噌の仕込み以来のご無沙汰になってしまった。いかんせん病には勝てない。体が動かないからハチの世話ができない。したがってブログも書くことがないの悪循環。

ハチたちの活動がまさに最盛期にさしかかっているこの時期に、手をこをこまねいているのは辛いものがある。今シーズンから移行を考えていた新しい上桟式の養蜂は、移行後の管理作業の手数の多さを考えると断念せざるを得なかった。

結局、今シーズンは上桟式は諦めてすべて重箱式へ切り替えることにした。

重箱式→上桟式の移行は手間がかかるが、上桟式→重箱式なら上桟を外して、十文字の落下防止桟を組み込んでやれば済む。

また、分蜂群の捕獲も断念する。飼養群を増やしても世話をしきれないだろう。

ある程度の継箱はするが、分封が起きても自然に任せて分封群は捕獲しない。分封群が去ったあとの母群が無事に存続すれば、現在のコナラ、カキノキ、ヤマザクラの3群は維持できる。

というわけで、これまでの経緯を記録しておこう。

3月2日 巣内

 
コナラ群                       カキノキ群

コナラ群は弱群ながらも無事に越冬しそうだ。カキノキ郡は3段目の上桟を巣底から撮ったもの。ハチたちは上桟を巣の底とみなして1~2段で営巣している。


ヤマザクラ群 もっとも活発

この間、病院のベットでもどかしい思いをしていた。

3月21日巣内

 
コナラ群                       カキノキ群

わずかな経験ながら、生まれて初めて捕獲した群も上桟に営巣したのは2段までで、3段目にはなにも作ることなく逃去してしまった。上桟式で育ててきたカキノキ群は、この時期に営巣の気配がないとなれば、もう3段目の上桟に巣を伸ばすことはない。重箱に差し替えて、2段目の巣板を伸ばしてやろう。


ヤマザクラ群 2日と同じ巣底より撮影

ヤマザクラ群は、3月2日と21日で同じ位置から撮影している。はじめは何が起きたのか分からなかったが、この間に一箱分巣が伸びたのである。2日に上段にこんもり見えた蜂球が、21日にはもう眼前にまで迫っていた。

この頃には、新しい上桟式は諦めてすべての巣を重箱式に切り替える決断をせざるを得なかった。

3月28日 継箱の実行

コナラ群


コナラ群は小粒ながら順調そうだ このまま自然に委ねる

カキノキ群

上桟式を重箱式へ移行する。3段目を重箱に差し替え、さらに重箱を継箱する。

 
現状 上桟式3段プラス巣門段             継箱後 3段目を重箱に差し替え4段目に継箱
メモ 三脚式巣箱吊上げ装置の弱点を解決した。いままでは、吊り上げるごとに巣箱が回転して、ときには前後が逆転してしまうことさえあった。従来カラビナに直接下のロープを掛けていたが、今回、その間にキーホルダーを介在させた。これによって、上のロープの捻じれがキーホルダーの回転部で開放され巣箱が回転しなくなった。


 
上桟式の3段目を外し重箱を2段継ぐ          2段目(これまで上桟で見えなかった)

 
28日                        31日

気候条件もあるので単純比較はできないが、上の写真を比較すると、いままで2段で閉じ込められていた蜂球が(したがって巣板も)伸びだしたように見える。

ヤマザクラ群

ヤマザクラ群は重箱式で3段プラス巣門段であったから、巣門段の上に1段継箱する。


すでに巣門段まで蜂球が伸びている


3段目を下から見ると新しい巣板がすでに下に向かって伸び出している

すでに巣板が3段目の底から飛び出している。この下に十字桟の付いた継箱をすると、飛び出した巣板が潰れる恐れがあったが、決行。この継箱は巣門段を急遽重箱式に改造したもので、扉が付いている。


巣門団の上が継箱

 
継箱(扉付き)                    扉を開けると、うまく十字桟を避けたようだ

継箱の上に吊上げた元の巣を戻して、そっと扉を開けて撮影したのが上右のボケ写真。伸びだ巣板はうまく十字桟を避けられたようだ。



31日 巣板を伸ばしているようにみえる

もっとも活発なヤマザクラ群。今日、確認してみると上の写真のように順調に蜂球を(したがって巣板を)伸ばしているようにみえる。

この群だけが巣底にたくさんのオスバチの巣蓋を落としている。


31日 遠からず分封が起きるだろう

継箱はしたが、そのあとも大量のオスバチの巣蓋が落ちていた。分封へ向かったハチたちの体内時計は確実に歩みを進めている。

2019年2月6日水曜日

恒例味噌仕込み

いつもより少し早めだが、味噌を仕込んだ。今年は大豆6キロを2回に分けて茹でて、2桶仕込む。1桶が11キロほどの味噌になる。

まずは薪作り。これにはスライド丸鋸が威力を発揮した。手持ちの丸鋸ではえらく緊張して危険な作業が必要だったが、スライド丸鋸なら安全にすいすいカットできる。

 
スライド丸鋸で薪をカット                たちまち薪ができた

マッシャーかミートチョッパーか

昨年は、はじめてミートチョッパーを使ってみたが、豆の供給とチョッパーの回転操作の兼ね合いがけっこう難しく、うまく連動しないと豆が開口部に詰まったり、溢れてこぼしたりした。チョパーの容量も小さく、挽き終わるのに1時間以上を要した。チョッパーの先端からニョロニョロ出てくる豆の印象があまり良くないし、挽き終わっても機械のなかに相当量の豆が残っている。

そのため去年は1桶はミートチョッパーを使って豆を挽いたが、残りの1樽は例年通りマッシャーで豆を潰した。3キロの豆が茹で上がるとどのくらいになるのか知らないが、これをマッシャーで潰すのは相当な労働。しかし、時間的にはチョパーより早い。

今年からまたマッシャーだけに戻すつもりだったが、味噌の出来を見て気が変わった。大小粒つぶ感の残った味噌のほうが手作り風で良いと思っていたのだが、いざ食してみればチョッパーの均一に挽かれた滑らかな味噌のほうが美味かったのだ。それになんといっても力作業が不要になる。

となればミートチョッパーを使いやすくする工夫をしておくにしくはない。豆を供給する漏斗とチョッパーの位置関係を考えて、写真のような仕組みを作ってみた。角材をワークベンチに挟んで一端を伸ばし、その先端にミートチョッパーを固定。またワークベンチの上にハチの巣箱を載せて固定し、その上端から板を差し伸ばし、漏斗を支持する。大小2つの漏斗は、どちらがいいか使ってみて決める。

 
漏斗小                       漏斗大

仕込み当日(2月2日)は穏やかな冬日で微北風。前日が春の雪だったので薪が湿っていて、茹で時間が長くなった。

 


40㍑の桶に挽いた豆を直接落とす


1/3ほど豆が挽けたら塩切りした麹を入れる 豆と麹を均しながら3層ほど

豆を挽き終わったところで、40㍑の桶のなかで豆と塩切り麹をよくかき混ぜる。マッシャーを使わないなら、粘っこい挽き豆と塩切り麹を掻き混ぜる作業は、一番労力の要るところか。

混ぜ終わったら拳大に握り固めて、20リットルの熟成桶に投げ込む。これも突固めながら3層ほど。


40㍑の桶から20㍑の熟成桶に小分けにして詰め込む

作業開始が10時といつもより遅く、火力やミートチョッパーの能力もあって、仕込み終了は5時を回っていた。

 
味噌仕込み完了

夏を越え寒くなるまでゆっくり熟成を待つ。

ミートチョッパーと漏斗の支持機構に改善の余地はあるが、この方式に定着しそうである。

2019年2月1日金曜日

わずかに積雪

ほんとうに久しぶりにわずかながら積雪があった。10年前に引っ越したころにはときに大雪?があって、この地方はこんなに降雪があるのかと驚いたが、その後は積もるほどの雪は数えるほどしかなかった。




紅葉したオレガノに積もった雪


霜よけの下のキエビネ 葉が枯れずに越冬したのははじめて


源氏の白旗? 実はハチたちのトイレ これがないと洗濯物がやられる