2017年9月27日水曜日

またニホンミツバチがやってきた

ニホンミツバチがまたやってきた。逃去群が待ち箱に入居してくれたわけではない。

当方が参加している養蜂同好会の鹿島みつばちプロジェクトから申し出があった。セイヨウミツバチと同じ蜂場に和バチを置くと盗蜂(盗蜜)の恐れがあるので、和バチ2群を預かってもらいたいとのこと。いうまでもなく、飼っている和バチに逃げられて落胆している老人に、再び生き甲斐を与えようとの温情である。いちもにもなく引き受けることにした。

昨日の夕方、ハチたちが巣に戻る頃をみはからってPJの蜂場から我が家の蜂場まで同好の士の車で運んでもらった。洋バチと比べると、和バチの巣は脆弱で巣落ちしやすい。移動には細心の注意を要する。巣落ちすると多くのハチがミツに溺れ死ぬことになるし、巣箱の移動は終わっても、そのあと逃去される可能性が大きくなる。

 
PJの蜂場から…………                当方の蜂場へ仮置き

こちらの蜂場に2つの巣箱を仮置きしたころにはとっぷりと日が暮れていた。細かな作業は翌日にすることにして、無事に巣箱の移動が終わったことでほっとする。

本日早々、巣箱を本格的に設置しようと巣箱に近づくと、もう数匹のオオスズメバチが左側の巣箱に取り付いていた。捕虫網で捕捉しようとしたが、彼女らはすでにここを自分たちの餌場と認識しているらしく、猛然とこちらに攻撃を仕掛けてきた。大きな目玉を真っ直ぐこちらに向けて迫ってくるオオスズメバチを目の当たりにするのは恐怖だ。個体数が少ないのでなんとか鎮圧することができたが、あまり楽しい経験ではない。


オオスズメバチの脅威が去ると湧き出すようにハチが活動し始めた

螺旋アンカーで支点を取りロープでしっかり巣箱を固定した。

 
螺旋アンカーとロープでしっかり巣箱を固定

しばらくハチが落ち着くのを待って巣内を撮影してみると、左側の巣箱はすでに満杯で、上から3段目までハチで一杯になっていることが分かった。

 
自動フォーカスではぼやける              接写モードで撮ると…………

すぐに1段継箱をすることにした。

 
左側の巣箱に1段追加

生き甲斐、復活。明日からスズメバチ対策に本腰を入れねば。ははは。


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