2016年10月14日金曜日

ニホンミツバチの給餌

ニホンミツバチのコロニーの増勢も2段までで、それ以上進展しなかったので、今年の採蜜は諦めた。

先日、ニホンミツバチの巣のなかを覗いてみたところ、ハチの数も貯蜜の量も減っていた。花の少ない夏を過ぎ、秋の花が咲きだしてはいるが、いささか心細い。

冬に向かって十分な個体数を確保するために、砂糖水と疑似花粉を給餌をすることにした。

まず、植木の受け皿に砂糖水を入れ、ハチの足場となる割り箸を浮かせて巣の底に置いてみた。が、これが大失敗。受け皿の側壁が滑りやすかったのと、割り箸のフロートが少なすぎたせいで、多数のハチを溺れさせてしまった。申し訳なし。これではオオスズメバチより給餌のほうがハチにとっては危険なことになる。

 
溺れたハチたち

そこで、受け皿の壁面に汚れた蜜蝋を塗り、割り箸の代わりに円盤状に切り抜いたPPプレートに蜜蝋を塗ったものを浮かべてみた。これでハチは側面の安定した足場や円盤の縁から安心して砂糖水を吸うことができる。受け皿の側面が上広がりになっているので、円盤のサイズは受け皿の底のサイズよりわずかに小さめにする。砂糖水の量が多いうちは円盤と側面が離れ過ぎるので、空いたところは割り箸を浮かべた。

 
受け皿の側面とPPプレートを蜜蝋で汚す

これが功を奏し、朝入れた砂糖水が夕方には空になって、溺れるハチもいなかった。そこで、さらに受け皿に板を渡し、その上に疑似花粉を載せてみた。

 
ニホンミツバチに砂糖水と疑似花粉を給餌

追記 2016/10/16
この疑似花粉の給餌方法は失敗。ハチはトレイの餌にまったく反応しなかった。洋バチは巣底に落ちた花粉を集めるが、和バチは関心を示さないという。

この冬を過ごすに十分な体力を付けてくれると嬉しい。

近頃、青空に飢えているが、ひさびさに秋の空を見ることができた。

 
秋だなあ

今季最後の月下美人

月下美人はひと夏に何回か咲く。ふつうは3回くらいで、多くても4回だが、ことしははじめて年に5回咲いた。7月20日、8月10日、9月6日、9月25日、10月11日だ。

今年は咲き始めが遅く、花数も初回は2花と少なかった。4回咲いて気温も下がってきたというのに、さらに蕾ができたので室内へ入れた。冬季の手当もしなかったので不作かと思っていたが5回も咲いてくれた。

 
これが今季最後の月下美人 気温が下がってきたせいか小振り 10月10日

2016年10月5日水曜日

何とも言えない嫌な気分

朝8時前に、ひとわたりハチの様子を見て回った。

庭の隅に住まいする洋バチは変化なし。近くの林縁の和バチのほうへまわると、今朝も2匹、オオスズメが粘着トラップでもがいていた。

家に戻ってもう一度洋バチの巣箱を見て目を疑った。さっきは、数日前に捕捉されたスズメバチが残っていただけなのに、いまはシジュウカラが粘着トラップに貼り付いていた。まさに飛翔せんかという姿だが、肩のあたりをわずかに震わすだけで、怯えた片眼がこちらを見上げている。

 
追記 2016/10/09
シジュウカラがなぜここに降りてしまったか。うごめくオオスズメバチが視野に入れば小鳥は近づかなかったはずだ。すでに隅にこぶりのスズメバチの死骸は貼り付いていたが、その他の昆虫のほうが数が多く絶好の餌場に見えたのだろう。トラップにはまず目立つ位置にオオスズメバチの囮を置くことにしよう。
翼にあの粘着物が付着したらもう飛べまい。それでも、洗剤で落とす手もあるかと、ゆっくりトラップから引きはがした。が、とても手当のできる様子ではなかった。

放置しても苦しみが長引くだけ。しばし逡巡ののち、即殺して埋葬した。南無南無。

掌に鳥を掴んだ温かな感触が残る。

気休めとは思うが、両方の粘着トラップに防鳥ネットを掛けて置いた。(2016/10/09 防鳥網があるとオオスズメバチも近づかなくなるのでトラップが無意味になる。)

記事にもしたくなかったが、粘着トラップに予想外の影響のあることを知ってもらうためにアップした。

2016年10月3日月曜日

オオスズメバチの荼毘

粘着トラップが付着したオオスズメバチで覆われたので、新しいトラップに交換した。

奥が古いトラップ

庭の植木を剪定した枯れ枝を焚き火にするついでに、古いトラップは荼毘に付した。

 


南無南無

2016年10月1日土曜日

豊洲市場問題

隠れてひそひそやっちゃったのは問題だが、あの地下構造自体がなぜ問題なのか
不思議だった。

建物への土壌からの汚染をコントロールするのだったら、埋めちゃうよりも、な
にもない空間を設けておいた方が処置しやすいだろう。だから、建物のない部分
は埋め立て、建物の下には空間を設けるのはなんの疑問もない。

(構造強度の問題はまた別ね)
(最初は利権がらみかと思ったが、その気配もない)

やっとまっとうな意見が読めた。下記記事の浦野紘平氏の見解。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161001-00010000-bfj-soci

テレビなどの報道に接すると、都庁のガバナンスの問題と、汚染に関する安全・安心の問題を切り離して(オリンピックが絡むとさらに錯綜するが)、もっと冷静に伝えて欲しい気がする。


2016年9月26日月曜日

オオスズメバチ来襲

ついにオオスズメバチの本格的な来襲があった。

長雨が続いてひさびさに日射しを見たようなときは、空腹のスズメバチらが大挙して巣箱に押し寄せる可能性が大きい。昨日はまさにそんな日。

プロジェクトの活動から帰宅してすぐにセイヨウミツバチの巣箱に向かったが、ちかごろ珍しいほど盛大な時騒ぎの最中で、ハチたちもひさびさの太陽を享受しているようだった。

ついで、ニホンミツバチの巣箱を訪れると、遠目にもオオスズメバチが5~6匹ほど、トリカルネットにたかって巣門をうかがっているのが分かった。巣箱の周囲は不気味に徘徊するオオスズメを除いて森閑としている。

洋バチの場合、オオスズメがこれほど巣門に集まれば、巣箱の周囲は飛び回る夥しい数のハチで大騒動になり、つぎつぎに屠られたハチの死骸が巣門の周囲に山となる。

和バチの場合は、それとは逆で、全員が巣内に引きこもり臨戦態勢を取る。もしも、巣門を食い破ってオオスズメが侵入すれば、ハチ団子となってオオスズメを熱殺する(圧迫して腹部の呼吸を止め窒息しさせることも併用するとか)。

(ここで写真を撮らなかったのが焦っている証拠。)すぐに、巣箱の脇に掛けてあるバトミントンラケットで集まっているオオスズメをネットに擦り潰すようにした。叩きつけたほうが簡単だが、飛べない状態で活かしておきたい魂胆がこちらにはある。

それで3匹ほどは巣の脇に落ちたが、逃れた残りが、襲撃目標をこちらに転じた。あわてて手にしたラケットを振り回して防戦する。なんとか叩き落とすことができたが、もしラケットを持っていなかったら、いまごろどうなっていたことか。

こちらには、洋バチが襲われたときの体験から、オオスズメが人は襲撃しないという思い込みがあった。しかし、和バチは巣内に籠もってしまうので、その場にはオオスズメとそれを攻撃してきた人間しかいない。洋バチのように夥しく飛び回りオオスズメの注意を分散させる目標もない。

この場合、彼女らは自己防御のために人の反撃に転じたのだ。たぶん、1、2匹だったら反撃には至らないかもしれないが、すでに5匹も集まっていたことから、集団として状況判断を下したこともあろう。とにかく、かろうじて難を逃れた。

これまで和バチの巣は、巣門にトリカルネットの防御網を付けただけだったが、今後は粘着トラップを併用する。さっそく粘着トラップを屋根の上に置き、まだ生きているオオスズメを載せた。

 
昼前

オオスズメを生きたままにしておくことがポイント。半死の彼女らが必死に発する集合フェロモン(ナサノフ腺フェロモン)が新たに来襲するオオスズメをこのトラップに惹き寄せる。

 
昼後 昼食のあいだに捕捉されたオオスズメバチの数が増える

 
5時ころ さらに増えていた

翌朝、巣箱の周囲をオオスズメが1匹徘徊していたので、これを叩き落として、トラップに追加する。それ以前に、すでに2匹がうごめいていた。

 
昨日の昼前から今朝までに捕まったオオスズメバチ

一晩経っても、巣箱に周りにこれといった変化はなく、死骸1匹も見当たらない。和バチたちは、なにごともなかったかのように防御ネットをかいくぐって出入りしていた。

セイヨウミツバチが人間の保護なくして日本の自然環境では生きのびられないという理由が納得できる事件だった。

2016年9月22日木曜日

ヒガンバナ

一昨年の11月、庭の一角にあったヒガンバナを南側の塀ぎわへ移植した。

 
もともとこのあたりにヒガンバナが自生

 
ヒガンバナの球根と葉

 
塀ぎわに移植  手前はニンニク 2014年11月

(写真のモミジ、いまはない。去年の夏に、塀ぎわに根を張るアズマネザサを退治しようと、周囲の土を掘って根を傷めてしまったせいか、枯れてしまった。残念。)

去年は数本だけヒガンバナが花を咲かせたが、移植した数に比べるとはるかに少なかった。

ヒガンバナの葉は春には枯れて、地上部にはなにも見えなくなる…………と知ったように書いたが、じつは長いこと、そのことを意識しなかった。ヒガンバナの葉に気づいたのはごく最近。四季を通して西蓮寺を訪れるようになってから。いまごろに見るヒガンバナの大群落と、イチョウの黄葉時にそのあとに見る特徴的な葉を知ってからだ。

夏に向けて庭の手入れをしているときに、うっかり土を掘ったら球根が出てきて、慌てたことが何度かあった。そのため麻ひもで区画を作って保護した。夏の間も雑草があまり繁茂しないように手入れし、土が乾くと水を遣った。

そのせいか、今年はずいぶん花を咲かせてくれた。

 

 

ヒガンバナの球根には毒がある。田圃の畦に植えるのは、その毒を嫌うネズミやモグラを近寄せないためといわれる。じつは、この塀ぎわはモグラの通路。となると、モグラはますます庭の中央の畑を荒らすようになるのか。それも困るなあ…………