2017年12月4日月曜日

サツマイモ・スライサーを作る

ことしはサツマイモが超豊作でとても食べきれない。室内で保存しても1月になると寒さで傷んでしまうから、干し芋にしてみようかと思った。

干し芋を作るための難関は、芋を蒸すことと、蒸し芋を一定の厚さに切ることだ。蒸し芋についてはひとまず置いて、スライスの手立てを調べるとスライサーという武器があることがわかった。たとえば、こんな製品がある。


細いピアノ線を使うことがポイントだが、これなら換骨奪胎で自分でも作れそうだ。ごく簡略化して、2本の枠材を長ネジで200mm間隔に固定しピアノ線を張ることにした。上の製品では長ネジの上に2本の角棒を渡してピアノ線を張っているが、これを省略して直接2本の枠材にピアノ線を張ってしまうことにした。

 
上面に8mm間隔に刻みを入れる            側面に刻みから4mmずらせてネジを打つ

 
1000mmの長ネジを300mmにカット           200mm間隔で枠材を固定

枠材にピアノ線を張って緩みをある程度取る。


ピアノ線の張りを調整

最後はナットをスパナで回して張りを調整する。


サツマイモ・スライサー完成

ピアノ線を張りつめると、2つの枠材がやや内転びになるが、まあ許せる範囲だ。最初、蝶ネジで張りを調整するつもりだったが、きつくて手では回せない。普通のナットでもよかった。

さて、次は芋をどう蒸すかだ。それはまた続く。

0 件のコメント: