2018年9月19日水曜日

オオスズメバチの襲来

今年はオオスズメバチの姿を見ないとハチ仲間でも話題になっていたが、ついにコナラ群の巣箱に姿を現した。

今日は、昨夜の雨上がりで快晴。経験上、こういうお天気のときにオオスズメバチが大挙押し寄せる。普通なら散発的に姿を見せてフェロモンで餌場のマーキングを済ませ、それから一挙に襲来となるのだが、今年ははじめて姿を見せたときすでに集団攻撃モードで3匹がコナラ群の巣門を取り囲んでいた。

まずは、近くに立掛けておいた捕虫網で3匹を一挙に捕らえて半殺しにしておき、家に戻って粘着トラップを取ってきた。戻ってみると半殺しが不十分だったのか、3匹が網から出て飛び立とうとしていた。あわててもう一度、網を振り回して捕獲する。この時点ではオオスズメバチは攻撃モードになっているので、失敗すると人間も襲われる。なんとか凌いで粘着トラップを設置した。

 
コナラ群の粘着トラップ

カキノキ群とヤマザクラ群にはまだ防御ネットも設置してなかったのですぐに設置して、コナラ群で捕殺したオオスズメバチを囮として粘着トラップを置いた。午後には、カキノキ群、ヤマザクラ群ともにオオスズメバチの洗礼を受けた。

午後、カキノキ群のトラップにもうこれだけのオオスズメバチ。

カキノキ群の粘着トラップ

オオスズメバチの姿が消えてしばらくすると、巣内から湧き出してきたミツバチたちは敵のつけた餌場フェロモンの臭いを打ち消そうとやっきになって周囲を走り回る。

 
餌場フェロモンを打ち消そうとやっきに走り回るミツバチたち

さあて、明日からしばらくは気が抜けなくなる。

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