2017年4月16日日曜日

設置2日目の逃去防止器

●後半に記事追加 21:21

2日目ともなるとハチたちの動きに落ち着きが見られる。

昨日は、逃去防止器には近づかず、巣箱の周囲を飛び回って巣門を探すハチが多かった。今朝は防止器のメッシュの奥に巣門のあることを知っていて、迷わずメッシュの前に降りたって自分が通れそうな開口を探しているように見える。その動きに慌てるそぶりがない。



じつは昨日の逃去防止器よりこの防止器のほうが開口は狭くなっている。

昨日の逃去防止器(開口部はメッシュ3個分)でオスバチが外へ出ていたので、製作中だった後続の逃去防止器はスクリーンの開口部を急遽メッシュ3個分から2個分に狭め、それと交換したのだ。ただし、高さは変わっていないので効果のほどはわからない。

以下追加

午後になって様子を見てみる。えらく出入が混雑している。とくに右端に出ようとするハチが集中しておしくらまんじゅう状態になっていた。左側はすいてるのに、こちらは入るハチが多く、それほど密集していない。ハチにはお巡りさんがいないので、この不均衡は解消しそうにない。



そういえばもう他の巣門も開いていい季節だ。南の巣門を開いてそちらにも逃去防止器を設置することを思いついた(これまで西の巣門だけ開いていた)。2つ巣門ができれば多少混雑も緩和されるだろう。

日没後、設置作業を済ませた。

 
明日から南門も開く

2017年4月15日土曜日

逃去防止器の外にオスバチ?

3時前に逃去防止器を外しにゆく。

外すまえにしばらく観察していると防止器の外に、え!オスバチがいいる。昨夜、防止器を取り付けたのだからオスもすべて巣内にいたはず。それが外にいるということは、このスクリーンだとこんなに大きなオスでも出られるのか。オスバチは交尾空間から戻るとき、他の巣へ入り込んでしまことがあるので、他所から来たオスである可能性もなくはないが。

 
大きなオスが外にいる?

となると分封にそなえてスリムになっている女王も通り抜ける可能性がある。

まあ、そうなったらネットで捕獲できるような近場でハチ球を形成してくれて、それが他所にいかないうちに発見できることを願うしかない。

逃去防止器を設置した翌朝の様子



やはり騒動は起きていた。少なくともこのハチたちは巣を出るとき防止器を経験しているはずだが、簡単には慣れないようだ。見当違いな場所を徘徊するものや、通れる開口を探して苦労するものもあれば、すんなり通過するものも見かける。

これでも最初に試用で付けたときに比べると混乱は少ない。

まだ防止器の中にオスの姿は見えない。

2017年4月14日金曜日

逃去防止器を設置

4月10日に巣底のネットに多数のオスバチの蓋を発見し、12日にはじめてオスらしいハチの出入を見かけたと思ったら、今日はその数がおおはばに増えた。

 
左上に飛ぶオスバチ、巣門の上にもオスが2匹

巣の中もだいぶ賑わっている。

 
賑わう巣内

ハチの動きに気を取られていると、どこからともなく焦げ臭い臭いがする。不審に思って身の回りを確かめると、セーターの袖から煙が立ち上がっている。手でそのあたりを擦るとぽっかり穴が空いた。跳ね上げていた老眼の焦点がちょうどセーターの袖の辺りだったらしい。じっと動きを止めて観察しているから同じ場所に太陽光が集中したのだ。

やれやれ。

 
老眼と太陽光でセーターに穴が

はじめてオスバチの巣蓋を発見したときから起算して20日。今日あたりから分封の可能性が大きくなる。低温と雨天が続いたから遅れるだろうと思ってたが、今日のように急に気温が上がるとおちおちしていられない。

夜陰に乗じて逃去防止器を設置した。

 
逃去防止器を設置

明日の朝、もうしわけないがハチたちはまた大騒ぎをするだろう。働きバチはじきに出方を憶えるだろうが、体重オーバー?で出られなくなったオスバチはどうするか。数日後には、予想通り分封にともなうハチ髭ができて、無事捕獲できるか。

分封が起きるのは午前~2時ころまで。オスが交尾を目指して飛び出すピークは2時半~3時ころだという。とあれば、2時すぎに逃去防止器を外しても分封は起こらず、オスバチはまだ交尾に間に合う可能性が大きい。

このオスたちが交尾するのは関係のない別の巣の処女王だから、それが成功するかどうかはこの巣箱とは関係がない。また、交尾した雄は即死するからこの巣箱へ戻ることもない。しかし、逃去防止器を付けっぱなしでオスを出入させないのはひとの身勝手というもの。これからしばらくは、逃去防止器を付けたり外したりの毎日になる。

2017年4月10日月曜日

オスバチの羽化本格化・人工キンリョウヘン設置

種梅雨であいにくの天気が続いたが、今日はひさしぶりに好天の予報。

早朝、まだ巣門の出入はなかったが、巣内を観察しようとして扉を開くと、オスの巣蓋をくわえた働きバチが飛び出した。巣内を覗いてみると台座のネットに多数のオスの巣蓋が落ちていた。

追記 2017/04/12 「くわえた」と書いたが、あるいは胸と前肢で「抱えた」とするほうが正確かもしれない。2017/04/18 後日、逃去防止器のネット越し巣蓋を運びたそうとする涙ぐましいハチの様子を観察できるようになると、やはり「くわえた」が正しかった。

 
多数のオスの巣蓋

これほど多数のオスの巣蓋を見るのははじめてでだ。オスの姿はまだ見ていないが、いよいよオスの羽化は本格化したようだ。予想だと今週の後半以降に第1分封が起きる。

 
巣内の様子

京都ニホンミツバチ週末養蜂の会のニホンミツバチ分蜂マップでは、もうこの辺りを通り越して常陸太田で分封が報告されている。偵察バチのルアーとしてかねて用意の人工キンリョウヘンを待ち箱に設置した。

キンリョウヘンはシンビジュームに似たランの仲間。ニホンミツバチはちょうど分封時期に開花するこの花の香りに強力に引き寄せられる(セイヨウミツバチはなぜか無関心)。その香りを人工合成したものを新居を探す偵察バチのルアーとして使う。

 
ゴム紐を十字掛けした黒いネットが人工キンリョウヘン

人工キンリョウヘンの説明書には巣門のすぐ上に設置するように書いてある。去年はそれを真に受けて待ち箱ごとに人工キンリョウヘンを用意した。しかし、このルアー安いものではない。ハチの習性からして、この近くまで引き寄せられたらその周辺も探索するだろうと、今年はひとつだけにした。

 
待ち箱4台にルアーはひとつ

上の写真のすぐ左側に我が家の和バチの巣箱があるので、人工キンリョウヘンがそちらの分封にどう影響するか読めないが、ここ以外に場所もないのでやるだけやってみる。

2017年4月5日水曜日

分封群捕獲ネット

逃去防止器で分封を未然に防止すれば、防止器の周囲にはハチが蝟集してハチ髭ができるはず。これをごっそり捕獲するためにネットが必要になる。

台所にあった竹カゴと野菜ネットなどのありあわせを組み合わせて即製。

 
赤は野菜用の収穫ネット、白は洗濯前の衣料などを入れるネット?

とらぬタヌキは続く…………

2017年4月1日土曜日

いつ分封が起きるか

いつ分封が起きるか分かれば世話はないと笑われそうだが、ネットの情報を漁ってみるとある程度の見当はつくと思われる。

蜂飼い日記 Q&A(Q4、Q8)
(もっとも「ニホンミツバチのQ&A」の信頼できる投稿者ハッチ@宮崎氏が、オスバチの巣蓋がまったく落ちなくても分封したという例外を報告している)。

ざっくり見積もれば、オスバチの巣蓋が落ちだして20日くらいで分封が発生する。

ところでオスバチの巣蓋って?

当方も知らなかったのだが、じつはすでに当方のニホンミツバチの巣で見掛けていた。

 
オスバチの巣蓋

 
巣底で拾ったオスバチの巣蓋

おそらく最初に目撃したのは早めに見積もって3月26日。となると分封は4月9日から始まる週に起きるだろうと予測される。

なるべくハチには不要の苦労はさせたくない。さすれば、我が家の巣箱に仕掛ける逃去防止器はこの週のはじめから設置すればいいのではないか。もちろんそれまでに、オスバチがたくさん巣箱の周辺を飛び回るような事態が起きれば別であるが。

また1群しかいない我が家のハチで試す勇気はないが、逃去が発生するのは午後2時ころまでという情報を信じるなら、1日のうち2時以後は逃去防止器を外し、夜陰に乗じて付け直すほうがハチには優しいだろう。