前の記事に書いたように、所属プロジェクトから預かった2箱のニホンミツバチのうち「2群」と名付けた群に継箱をした。この群は強壮で充実していることが確認できたので、最上段を採蜜することに決まった。
PJの有志メンバーが集まって採蜜の作業をする。蜂場で最上段の巣箱を切り離し、作業場所へ運んで巣箱から巣を切りだす。
ハチの巣は中蓋に直接貼り付いているので、まずステンレスワイヤーでこれを切り離す。
屋根を外し 中蓋をワイヤーで切り離す
次に最上段と2段目の切断。ハチの巣板は最上段から下方へ連続して成長しているから、最上段と2段目の間も同様にワイヤーで巣板を切断する必要がある。
最上段はびっしり蜜が詰まっていると思っていたが、やや期待外れ。巣の移動による負担と、新しい蜂場で蜜源がまだ確定していないためだろう。
最上段 やや蜜が少ない
しかし、2段目の切り口を見ると充実していたのでホッとする。最上段の下部はこれと同様なわけだ。
2段目 びっしり蜜が詰まっている この蜜はハチたちが冬を凌ぐ糧となる
巣箱から巣を切りだす 裏側にはびっしり
切りだした巣板はラップに包む。
切り出し作業、着々と
巣板の切れ端は、垂れ蜜を採取する。フィルターで受けて下の容器に垂れる蜜を貯める。
ラップした巣板は、通常は長い時間を掛けて垂れ蜜として採集し、場合によって、さらに圧搾して蜜を搾る。今回は、巣蜜のまま小分けしてメンバーに配分することになった。
切り出し完了 まだハチが残っていた はやく巣へお帰り
この巣箱はすぐに元の巣へ戻してやる。現在、巣箱は5段構成で、最下段は観察や掃除のために引出付きの段になっている。戻すのはその引出段の上だ。これによって、最上段から4段目へと巣箱のローテーションが行われる。巣箱のなかに残った蜜蝋や蜜はハチたちが掃除をしてくれる。