コロニーの移行についてもWarre Beekeepingにいく通りかの説明が載っている。そのなかにラングストロースからWarreへの移行も取り上げられている。その「Colony Transfer from a nucleus」の写真(下)を見てピンときた。プロジェクトの先輩から頂戴した小型のラ式巣箱のことだ。
http://warre.biobees.com/hiving.htm |
---|
このラ式巣箱の内寸を計ってみるとほぼ290mmで、Warreの内寸よりわずかに小さい。つまり、板の厚さを考えると、Warreの巣箱に載せれば、ほぼそれを覆う寸法だ。ラ式巣箱の底を外してWarreの上に置き、前後の空きを塞げば、ちょうどこの写真の状況になる。
現在の標準ラ式巣箱のコロニーをここへ移動させ、余分なスペースを仕切り板などで制限しておけば、ミツバチの自然の習性にしたがって、春先の増勢期には下のWarreに巣を拡大し、上層は貯蜜巣房に、下層は蜂児巣房になってゆくはずだ。
改造してみた。
小型ラングストロース式巣箱 |
---|
この底を外す 下はWarre | 釘止め |
---|
トンカチでほどほどに板を叩いて、釘を少し浮かせると、簡単に釘は抜けた。
外れた | Warreに載せると長手に隙間ができる |
---|
逆さまにして隙間を埋める |
---|
ラングストロース→Warre移行箱 |
---|
以前に触れたように、この方法はすでに国内で試みているサイト「Natural Beekeeping」があった。その記事によれば、上の箱から下の箱への移動は、そうすんなりといかないこともあるようだ。はたしてどうなるか。
2 件のコメント:
SECRET: 0
PASS: 0460a74bb254990708ca806bc9c8849f
Warre hiveへセットする前に、ラ式巣枠のボトムバーを取り外した方が良いと思います。状況次第ですが、ボトムバーの下にWarre hiveのトップバー背面があると、巣底と認識する恐れがあります。
その場合には、Warre hiveへ移行が旨くゆかないでしょう。
同時に、連続給餌することで巣板垂下を促すことも必要になり、あらかじめ実行時期のタイミングも見計らう必要があると思います。
SECRET: 0
PASS: e0099a5d52bea3207354f0b38e6f97f2
巣門はWarre側に移っているのに、上桟を巣底と間違えるでしょうか。Warreで重ね箱にした状況と何が違うの理解できませんが。
当然、移行のタイミングは重要でしょうが、自然にまかせたいと思います。
コメントを投稿