分封が発生して巣を出たハチたちは、あらかじめ探しておいた引っ越し先にすぐさま飛び去る訳ではない。いったん元の巣の近くでハチ球を作って新居候補に偵察バチを飛ばして吟味するのだ。トーマス・シーリーの名著「ミツバチの会議」はその間のハチの生態を克明に描写している。ハチたちは本命の引っ越し先が決まるまで数時間から数日、ハチ球の状態で同じ場所に止まっている。
そこで人間は悪知恵を働かせ、ハチ球の作りやすい場所を巣の近くに作っておく。これが分封集合板だ。分封集合板にもいろいろなノウハウがあって、日本各地にそれぞれ工夫を凝らしたものがある。
ここでは京都ニホンミツバチ週末養蜂会のサイトにあった分封集合板を参考に我流で作ってみた。
野地板を貼り合わせる 裏に金網を打ち付ける
ハチが捕まりやすいように金網を裏に打ち付ける。
少し焼き目を入れる
枝の角度に合わせて設置
とまってくれそうかな分封群?
ここに分封群が止まってくれれば、かねて用意の分封群捕獲ネットで収容しようという魂胆である。
0 件のコメント:
コメントを投稿