まず、穴開け位置の精度を上げるため鉄板で等間隔の穴を開けたテンプレートを作ることにした。さらに、ワイヤーの間隔を3.8mmから3.6mmに狭めた。吉田忠晴『ニホンミツバチの飼育法と生態』にあるSスクリーンがこのサイズを採用している。Sスクリーン自体はセイヨウミツバチによる盗蜂防止を目的とするものだが、当然、逃去防止にも流用できる。それに、狭めたほうが女王が逃げ出す確率は低く抑えられる。
ワイヤーが径2mmだから両端が4.6mm、その他が5.6mm間隔となる。
つぎに開けた穴の精度を上げるために板の厚みを12mmから21mmに変えた。板が薄いとワイヤーを通したときに穴が広がって遊びができてしまうからだ。
ハチマイッター風2号 3.6mm間隔
その結果が、次の写真。
3.6mm間隔 これでもすり抜けるオスはいる
ワイヤーの内側から黒い目玉をギョロつかせてい必死にくぐろうとしているのはオスだが、よくみると外側にもオスがいる。工作精度の問題もあるが、3.6mmでも抜け出るものは抜け出てしまうようだ。
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