2018年8月19日日曜日

スライド丸鋸

これまで2年半ほど巣箱作りに丸鋸を使ってきて、木材を正しい位置で一直線的に切断することがいかに難しいかを知った。70代なかばともなると、重量3キロの機械を木材の応力に逆らって片手で正確に運動させることがなかなかの課題となる。とくに視力の劣化から、木材に対して正確に刃先を当てることがこれまたすんなりとはいかない。

この先何年使えるつもりか?という陰口も聞こえなくはないが、ついに登場願ったのがスライド丸鋸だ。スライド丸鋸の説明を読むと、位置調整の時間と丸鋸を操作する労力が大幅に節減できそうなのである。

DIYグレードのスライド丸鋸をあれこれ調べたが、結局、機械精度で定評の日立工機製を選んだ。手持ちの丸鋸はマキタ製だが、いくらDIY向けとはいえいささか不満だったこともある。日立工機は、この6月から社名が工機ホールディングスに変り、ブランド名も10月以降は「HiKOKI(ハイコーキ)」となるそうである。調べている途中で急に表示が変わったので驚いた。

さっそく取扱説明書を片手に組み立ててみる。といっても取説の日本語を理解するのに時間がかかるが、組み立てるというほどの手間ではない。

 
スライド丸鋸到着                   さっそく組み立て

試しに巣箱の部材8枚をカットしてみた。

 
巣箱用部材8枚

いやあ簡単、迅速、正確!!! それに丸鋸を手で操作するよりはるかに安全性も高い。まるでメーカーのCMになってしまうが、実感としてそうなのだ。もちろん、その前に丸鋸の操作でいささかの苦労を経験しているからではあろうが、早くこれを導入すればよかったと思う。

 
上桟用を掛けるアゴをカット

 
仮組み立て

 
部材の反りを矯める

いままで部材の反りなど直したことはなかったが、これだけきれいにカットできると反りも直してみたい気分になった。ははは。