というわけで、丸鋸スタンドなるものを入手した。最初からスタンドに丸鋸のセットしてあるテーブルソーという製品もあるが、機能や精度の違いもあって、そちらは値段の桁が違う。
手前左 傾斜定規 右 平行定規 奥 安全ガイド(この内部に丸鋸の歯が出る) |
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丸鋸は上向きに取り付けることになるが、そうすると手持ちの歯の回転方向が逆になるので、感覚的に少し戸惑う。
丸鋸を取り付けたところ |
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値段からしてさほど期待はなかったが、この平行定規にはいささか失望。ネジ止めで歯からの距離を調整するのだが、締め付けると左右に振れ、縦の面も傾く。
丸鋸スタンドの安全ガイドは、三角形のカバーと割刃(スプリッター)から構成されている。
カバーはもちろん剥き出しの刃を覆うものだが、左側から木材を送り込むと、カバーは材に押されて持ちあがる。丸歯で切断された木材は右の割刃(カバーの支点となる面だが、丸鋸の歯と同じ平面になるよう全体をセット)によって進行方向を規制されるのでキックバックを防ぐことができる。
安全ガイドと割刃 |
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前 | 後 |
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実際に使ってみると、平行定規は短すぎて、木材の長さによってさらに長い副え木が必要になるし、すでに書いたように平行の精度を出すには相当に苦労をする。また、安全ガイドも、切断ではなく溝掘りに使おうとすれば、取り外さざるをえない。
溝掘り |
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いろいろ工夫は必要だが、手持ちの場合に比べて、作業範囲が広がることは確かだ。
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