2016年7月11日月曜日

Warre巣箱夏仕様 密閉式トレイ

7月8日の記事で、とりあえずWarre巣箱の夏仕様としたが、台座の上面を金網にして換気をよくし、その下にトレイを置いてゴミの掃除をしやすくする方式は欧米では普及していて、アメリカではSBB(Screened Bottom Board)、イギリスではOMF(Open
Mesh Floor)と呼んでいるようだ。

当方の作った原型は台座の上部に底板の付いた金網枠を差し込む方式だった。SBB、OMFでは金網は台座に固定され、トレイだけが抜き差しできるが、似たようなものだ。

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底板付きの金網枠                  これまでの台座

7月8日の記事では、この金網の底板をくり抜いて枠だけ残し、台座の下に別にトレイ付きの底板を置いた。

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あらたな底板とトレイ                金網の底板をくり抜いた 

木材はすべてあり合わせの野地板で作った。底板もトレイも野地板の貼り合わせで、底板の両側にも野地板で枠をつけてトレイを両側からガイドする。しかし、枠とトレイが同じ厚さだと、その上に巣箱を載せるとトレイの抜き差しがしにくい。そこで、底板の両側の枠を野地板2枚分の厚さにして巣底を支えることにした。つまり、トレイと巣底には野地板1枚分(12mm)の隙間ができる。通気は問題ないが、逆に強風時や吹き降りになるといささか心許ない。

そこで、密閉式のトレイも作っておくことにした。さらに金網の底板をそのままトレイに載せれば、バロア(ミツバチヘギイタダニ)のカウントも掃除も楽になる。

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左密閉式 右開放式             金網の底板をトレイに載せる

金網枠の底板に描いた線はバロアのカウントをしやすくするため、矢印はゴミが巣箱のどの位置に落ちたかを判断するため。

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密閉式トレイ                    開放式トレイ

さあ、台風でも大雨でもやってらっしゃい!!!


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