2019年2月6日水曜日

恒例味噌仕込み

いつもより少し早めだが、味噌を仕込んだ。今年は大豆6キロを2回に分けて茹でて、2桶仕込む。1桶が11キロほどの味噌になる。

まずは薪作り。これにはスライド丸鋸が威力を発揮した。手持ちの丸鋸ではえらく緊張して危険な作業が必要だったが、スライド丸鋸なら安全にすいすいカットできる。

 
スライド丸鋸で薪をカット                たちまち薪ができた

マッシャーかミートチョッパーか

昨年は、はじめてミートチョッパーを使ってみたが、豆の供給とチョッパーの回転操作の兼ね合いがけっこう難しく、うまく連動しないと豆が開口部に詰まったり、溢れてこぼしたりした。チョパーの容量も小さく、挽き終わるのに1時間以上を要した。チョッパーの先端からニョロニョロ出てくる豆の印象があまり良くないし、挽き終わっても機械のなかに相当量の豆が残っている。

そのため去年は1桶はミートチョッパーを使って豆を挽いたが、残りの1樽は例年通りマッシャーで豆を潰した。3キロの豆が茹で上がるとどのくらいになるのか知らないが、これをマッシャーで潰すのは相当な労働。しかし、時間的にはチョパーより早い。

今年からまたマッシャーだけに戻すつもりだったが、味噌の出来を見て気が変わった。大小粒つぶ感の残った味噌のほうが手作り風で良いと思っていたのだが、いざ食してみればチョッパーの均一に挽かれた滑らかな味噌のほうが美味かったのだ。それになんといっても力作業が不要になる。

となればミートチョッパーを使いやすくする工夫をしておくにしくはない。豆を供給する漏斗とチョッパーの位置関係を考えて、写真のような仕組みを作ってみた。角材をワークベンチに挟んで一端を伸ばし、その先端にミートチョッパーを固定。またワークベンチの上にハチの巣箱を載せて固定し、その上端から板を差し伸ばし、漏斗を支持する。大小2つの漏斗は、どちらがいいか使ってみて決める。

 
漏斗小                       漏斗大

仕込み当日(2月2日)は穏やかな冬日で微北風。前日が春の雪だったので薪が湿っていて、茹で時間が長くなった。

 


40㍑の桶に挽いた豆を直接落とす


1/3ほど豆が挽けたら塩切りした麹を入れる 豆と麹を均しながら3層ほど

豆を挽き終わったところで、40㍑の桶のなかで豆と塩切り麹をよくかき混ぜる。マッシャーを使わないなら、粘っこい挽き豆と塩切り麹を掻き混ぜる作業は、一番労力の要るところか。

混ぜ終わったら拳大に握り固めて、20リットルの熟成桶に投げ込む。これも突固めながら3層ほど。


40㍑の桶から20㍑の熟成桶に小分けにして詰め込む

作業開始が10時といつもより遅く、火力やミートチョッパーの能力もあって、仕込み終了は5時を回っていた。

 
味噌仕込み完了

夏を越え寒くなるまでゆっくり熟成を待つ。

ミートチョッパーと漏斗の支持機構に改善の余地はあるが、この方式に定着しそうである。

2019年2月1日金曜日

わずかに積雪

ほんとうに久しぶりにわずかながら積雪があった。10年前に引っ越したころにはときに大雪?があって、この地方はこんなに降雪があるのかと驚いたが、その後は積もるほどの雪は数えるほどしかなかった。




紅葉したオレガノに積もった雪


霜よけの下のキエビネ 葉が枯れずに越冬したのははじめて


源氏の白旗? 実はハチたちのトイレ これがないと洗濯物がやられる

2018年12月26日水曜日

この時期にハチ柱が

たまには巣内を観察しておこうと写真を撮った。

コナラ群やカキノキ群はおおかた予想どおりだったが、驚いたのはカキノキ群だ。今日は好天とはいえ、この時期に巣門の出入りはさほど多くないはずなのだが。


ヤマザクラ群の巣門

まるで春の健勢期のようにひっきりなしの出入りがある。

巣門の扉を開けてみてまたびっくり。太いハチ柱が立ち上がっていた。


ハチ柱


ワオ!

真冬にハチ柱を作って往来するほど活発なハチの動きを見るとははじめての経験。勢いがあるのは喜ばしいことだが、一体何が原因でこれほど活動的なのか理由がわからない。巣箱の外側に多数の脱糞の跡があり、普通なら病気を心配するところだが、この様子ではその心配はなさそうだ。

ヤマザクラ群の元群はコナラ群で、その最初の分封群だから、そのままならコナラ群の旧女王がここで産卵を続けているはず。しかし、この夏に上桟式への移行に失敗したときの観察では、王台を確認している(6/3)。あるいは、その後、自然な女王交替が起きたのかもしれない。

この群は最後の計量で、他の群より重量が7キロ以上重い強群だった。この勢いで越冬してくれれば、来年の採ミツが楽しみである。

2018年12月2日日曜日

来季へ向けて巣枠を考える


これまで巣枠式(正確には上桟式)で複数段の構成でニホンミツバチを飼う試みをしてきた。わずか数年の経験ながら、複数段構成では2段までは造巣が進むが、その先3段以上になることはなかった。最初の捕獲群は越冬したものの次の夏に2段構成を維持したまま、ついに逃去してしまった。

実際に複数段を実践している人たちのサイトなど覗いてみると、こまめに採ミツできるように最上段の丈を短くし、隔王板を使って女王の行動範囲を2段以下に制限しているようだ。隔王板は、セイヨウミツバチでは産卵範囲を限定するため普通に使われている。なるほど和バチでもその手はあるとは思うが、隔王板の使用はあまり気が進まない。

分封して入居した新しい群の成長を見ていると、育成の核となる産卵・飼育圏を中心として、巣脾が楕円状に拡大しつつ、上部は貯ミツ圏となり産卵・飼育圏はしだいに下方へ移ってゆく。

5月1日に分封して飼育がスタートしたヤマザクラ群の約3週間後の巣脾の状態を次の写真に示す。

 
5月20日 ヤマザクラ群 産卵・飼育圏を中心として楕円状に拡大

ヤマザクラ群では、このときすでに写真の巣脾の高さは250mmを超えていた。巣枠化するため巣脾の下部を切り取って高さ180mmの巣箱に収めようとすると、産卵・飼育圏を分断することになる。ヤマザクラ群はこのあと、紆余曲折を経て巣枠化を断念した。

いっぽう、まだ巣脾の成長がさほど進んでいなかったカキノキ群は曲がりなりにも巣枠化に成功したが、その十分に成熟した巣脾を次の写真に示す。


10月21日 成熟したカキノキ群の巣脾 高さは160mmほど

見比べてみると、自然に成長したヤマザクラ群の巣脾に比べて、高さ180mmに制限されたカキノキ群の巣脾は、貯ミツ圏、飼育圏がはっきり区別されてはいるもののなにか不自然な印象を拭いきれない。ハチたちはもっと自由に巣脾の高さを伸ばしたいのではないか。

いろいろなタイプの巣箱はあるが、ミツバチ研究者の玉川大吉田氏の考案したAY式の巣箱は1段構成で高さが500mm、日本在来種みつばちの会の藤原氏の現代式縦型巣箱は多段構成も可能で1段の高さは240mmある。藤原氏の著書を参照すると2段程度を想定しているようにも読める。

いっぽう、和バチ養蜂で一般的な重箱式の巣箱では、巣箱の高さは巣脾を制限する要素とはならない。サイトの影響力から広く普及していると思われる京都ニホンミツバチ週末養蜂の会の巣箱は220x220x150mmで、この寸法だと1段がすばやく貯ミツで満たされて採蜜しやすいからとしている。

当方の巣箱にしても、250x250mmの内寸は所属する会の巣箱に倣ったもので、高さ180mmは巣箱作りの素材が近所のHCで安価で入手しやすかったからである。

そこで来季の巣箱では巣脾の成長を妨げず、採蜜にもある程度配慮した構造を導入することにした。
  1. 巣箱は現行の250x250x180mmで板厚24mmを流用する。
  2. 巣枠は半枠として竹ヒゴの横桟を入れる
  3. 巣箱構成は巣箱2段+巣門段とする。
ここでの半枠とは、門構えに竹ヒゴの横桟を入れたもの。竹ヒゴは構造的な補強と巣脾を保持する働きをする。竹ヒゴは庭の竹を切って裂き、ヒゴ抜きで整形(丸くはらないが)して作った。

 
ヒゴ抜き                       竹ヒゴ


来季の半枠


上桟と三角柱のスターターは今季と同じ

半枠の縦桟の長さは270mmだが、上桟の材を流用しただけで深い意味はない。上の竹ヒゴは上桟から130mmの位置にある。1枚の巣脾が上から120mmくらいまで満ミツになったら、その部分を採ミツすることを想定している。採ミツした残りの巣脾は、2本の竹ヒゴと縦桟で保持されるだろう。その半枠はそのまま巣箱に戻せば、採ミツで空いた空間はすぐにハチたちが造巣して、またミツで満たしてくれる。この繰返しで巣脾への損害を最小にして採蜜を続けることができる。あくまでも取らぬ狸の皮算用だけどね。ははは。

巣箱は巣門段を入れて3段あれば540mmになるので、AY式の500mmを超え、ハチは自由に巣脾を伸ばすことができる。

一番の課題は、この2本の竹ヒゴをハチたちが造巣の障害と感じるかどうかだ。そのためになるべく細い竹ヒゴとしたのだが、ハチの気持ちは結果をみなければわからない。ハチが竹ヒゴが邪魔で造巣を止めれば、この計画はアウト。成功するようなら待箱にもこの半枠を使いたいが、そうは問屋が卸すかどうか。

2018年12月1日土曜日

コナラ群の給餌は失敗

コナラ群の給餌を昨日、今日とチェックしたが、まったく減っていない。作り置きしたので変質したのかと味見してみたが甘いだけで変化なし。前回の計量のあと、コナラ群にだけ給餌したときは一晩で砂糖水はほぼなくなっていたのに、今回は見向きもしない。

給餌は諦め、砂糖水を引き上げた。前回の計量からほぼひと月。その間、給餌は1回したが巣箱の重量はほとんど変わっていなかった。取り越し苦労であることを願う。


今朝のコナラ巣内

他の群でも同様か? 確認のため、給餌皿をそのままカキノキ群へ移してみた。はたしてどうなるか。

2018/12/07追記
カキノキ群では、移した翌日にチェックするとわずかながら砂糖水の消費が見られ、4日ほどで完全に砂糖液はなくなった。やはりコナラ群はいまひとつ元気がないようだ。

2018年11月29日木曜日

巣箱の重量を測る

ブログを引っ越しはしたが、もうこの時期になるとハチたちの活動も落ち着き、記事にするようなできごともあまりない。どの群もお天気がよければハチたちの出入りは活発で、いまだに花粉を運び込んでいる。残す懸念は3つの群が無事に越冬できるだけのミツを集めることができたどうかだ。そのためには吊り秤を使って巣箱の重量を計量し、その変化を見ると一番わかりやすい。

今日は、取り寄せた吊り秤が届いたので巣箱の重量を測ってみた。

吊り秤は以前から持っていたが、ディスプレイが取手の上面にあり、手提げにして測るには見やすいが、巣箱を吊るした状態だと見にくい。三脚に吊るした場合、脚立でも使って上から覗き込まないと数値が見えない。そこでwebを漁って、計測状態で正面にディスプレイがくる秤を探して取り寄せた。

 
右が新たに取り寄せた吊り秤 送料込みで1000円程度だから驚く もちろん中国製


 
とても見にくい                     これなら見やすい

思いついて途中から測りだしたので精度はいまいちだが、こんな結果が得られた。どの群も計量した巣箱の段数は同じだが、コナラ群は巣箱自体の重量はやや軽い。

重量はヤマザクラ群が圧勝で、増加傾向にあるのはこの群だけ。あとは重量がわずかながら減っている。といってもこの程度なら大きな問題はなさそうだ。

巣内を撮影してみると、このとおりだった。

コナラ群は以前からハチが少なめだったが、ちょっと心配。この群は分封で女王は代替わりしているが、なぜか以前からあまり密に巣を作らない。とりあえず作り置きの砂糖水を給餌しておいた。

 
コナラ群                        給餌


カキノキ群

カキノキ群は3段目にハチの姿は見えないが、おそらく見えている上桟を巣底とみなしているのだろう。1、2段目に密集しているはずで心配はいらない。


ヤマザクラ群 これなら問題ない

2018年11月10日土曜日

新しいOJer Blogについて

今後(2018/11/10~)、OJer Blogは、GoogleのBloggerに投稿することにしました。

いままで利用していたFC2ブログの過去の記事も、おいおいこちらへ引っ越す予定です。現在のところ2016以降の記事は、公開されているインポートツールを使って、ざっと引っ越してあります。ただし、テキストはほぼ正確に引っ越しできますが、写真についてはインポートツールがないので、FC2でバックアップした写真を個別にコピー&ペーストするしか手がありません。現時点では2018年の写真は移行が済んでいますが、2016、2017年の写真はFC2に実体があります。ブログ内のリンクも2015年以前の記事へのリンクはまだFC2の記事へ飛びます。また、過去の記事のコメントについては移行しません。

実は、FC2のブログは、一定期間更新しないと広告が表示される縛りがあります。最近その猶予期間が短くなり、頻繁に更新の催促がくるようになりました。要はそれが煩わしくなったための引っ越しです。