2016年6月14日火曜日

No title

巣枠(半枠)をまた手直しした。

まず、ベニア板のスターターの幅を半分にした。プロジェクトの先輩は、おそらくハチはスターターの先端から巣を作り出すだろうと言う。勝手な思い込みで、ベニア板を巣で包んでくれるだろうと想定していた。そう言われればそうだと、短くすることにした。

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最初の半枠スターター               スターターの幅を半分に

次に、スペーサーはネジをやめた。スターターに使ったベニアの端材を2枚貼り合わせ、釘で枠に打ち付けることにした。スターターのベニアが2.5mm厚だったので、重ねればぴったり5mmになる。端材流用でじつに経済的。

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スペーサーはスターターのベニアの端材を流用


ニホンミツバチの捕食者

少し離れてニホンミツバチの巣箱のある森の方をみると、いままではハチたちが四方へ飛び立ってゆく直線的な軌跡が見えるだけだった。が、ここ数日で様子が変わった。

遠目では判然としないが、多数の昆虫がその辺りを遊弋するようになった。何が飛んでいるのか近寄って目をこらすとトンボだった。どうやらコシアキトンボらしい。やつらは、ハチたちを捕食する。

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青空を背景の1匹しか写っていないが森を背景として多数のコシアキトンボが群れている

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コシアキトンボ From Wikimedia Commons

ふだん見掛けないトンボだが、Webで調べると森のなかの池などに棲息するとある。そういえば、この森の中の道を北浦の方へ下っていくと大きな池がある。そこから大挙、押し寄せてきたのか。

トンボの数があまりに多いので、これではハチたちがどんどん減ってしまうと案じられて、しばし観察した。巣から出たハチの描く直線的な軌跡がトンボの群れの中を通過すると、近くの一匹が反応してツーッと接近するが、ハチはものともせずにすり抜けて目的の蜜源へ飛び去っていく。

すくなくとも巣から出るときはトンボよりハチの速度が勝っていて捕まらない。確認はできなかったが、ハチの帰りはどうだろう。腹一杯に蜜を溜め込んだハチや、自分の体重の半分くらいの花粉を運んで戻るハチに出発時の敏捷さは望めない。いきはよいよい、かえりは…………絶好の餌食になるかもしれない。

心配だ。


2016年6月12日日曜日

No title

王台の導入で知ったように、巣内に闖入した異物にハチたちは素早く反応する。ハッチさんのコメントにも不安をかきたてられて、様子を見てみた。

驚いたことに和バチの巣板に多数の洋バチが群がってさかんに動き回っている。ここしばらく、この巣でこんな活況は見たことがなかった。

さらに、驚いたのはこの巣枠に女王がいたことだ。女王は動きが早く、すぐに裏側に隠れてしまうので撮るのは難しかったがなんとか写っている。



様子を見るかぎり、どうやら共生の夢は甘かったか。多くの幼虫の姿は見えないし、有蓋巣房も一部蓋を取られて中が空になっている。巣底に削られたとおぼしき巣蓋の屑は大量にあるが、幼虫が落ちていないので、カニバリズムがあったのかもしれない。そういうとまがまがしいが、彼女らにとっては手近な栄養の循環にすぎないのだろう。言い訳がましいがその意味ではムダにはならなかった。


2016年6月11日土曜日

No title

巣枠の変更で、幼虫や有蓋蜂児のいるニホンミツバチの巣板をムダにしてしまったと書いたが、その夜中に、気がついた。取り出してしまった和バチの巣板をセイヨウミツバチの巣箱に移せば、洋バチが和バチの幼虫や有蓋蜂児の面倒を見てくれる可能性がある。

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洋バチの巣枠に和バチの巣板を固定する

イヌがネコの子に乳を与えるようなものだが、こうしたことは養蜂の世界では珍しいことではないらしい。

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特等席に設置(下から3番目の白い巣枠)

気掛かりなのは、気づくのが遅くて、一晩あいてしまったこと。その間、働きバチの世話もなく冷えてしまった巣板に放置された幼虫たちが生きのびられたかどうかである。


2016年6月10日金曜日

巣枠の変更/ニホンミツバチの幼虫と卵

巣箱交換から10日、ニホンミツバチ用のWarre巣箱の2段目を上桟式から半枠式へ変更した。

あれほどダメージを与えたのだから、まだ巣作りは2段目へは達していないだろうと思っていたが、判断が甘かった。半枠の構造や寸法を決めるのにぐずぐずしているうちに、ハチたちは驚くような速さで2段目に巣板を構築していた。

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交換した2段目  取り外した巣板 →       黄色の濃いのは巣箱交換時に落下

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じつに精密な六角形

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花粉

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有蓋巣房(内に蛹)と幼虫

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卵 巣材が透明なので裏側の巣房の卵も見えている

ハチたちに申し訳ないが、巣板の移転はまったく予想していなかったので、すべてがムダになってしまう。


ニホンミツバチの巣枠を変更

ラ式からWarre(ニホンミツバチ用の縮小サイズ)への引っ越しのとき、はじめて和バチの巣に触れて、あまりの脆さに驚いた。これだと上桟だけで巣板を保持することや、まして上桟を掴んで巣板を内検するなどとてもできそうにない。

さらに、和バチ用のWarreは、標準のWarre巣箱を京都週末養蜂の会の重箱式巣箱(内寸220mm四方)に縮小し、上桟もそれに比例して縮小しただけのもの。和バチのビースペースへの配慮などなかった。

そこで、あれこれ調べた結果、上桟の幅24mm、間隔を5mmに変えることにした。その結果、上桟は6本から7本に増え、巣箱と接する両端は11mmとやや広くなった。分割板で余分な空間を塞ぐことも考えたが、重箱式の蜜巣の断面写真をみると両端は広めになっているので、そのままにした。

さらに、上桟に縦桟も半分ほど付け、巣作りのスターター兼巣板の構造強化のために上桟の下にベニア板を差し込むことにした。ベニアには和バチの蜜蝋を塗布してある。

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最上段はもうハチたちにまかせることにして、2段目以下はこの半枠を使う予定だ。


2016年6月9日木曜日

伊豆大瀬崎

いやあ、懐かしい、地図関係のツイッターをながめていたら西伊豆の大瀬崎の写真が目に飛び込んできた。ドローンからの撮影で、だいぶデフォルメされて近景が誇張されている。実際はもっとすっきりと伸びた地形。

ここは今を去るウン十年前、中学の臨海学校で毎夏訪れた場所。湾の奥に見える白い建物のあたりに長屋のような宿泊施設があった。当時は知らなかったが、日本での臨海学校の発祥がわが中学だったという。


出典 http://www.sankei.com/smp/photo/story/news/160605/sty1606050010-s.html
DAN杉本氏のリツイートより

いまでも鮮明な思い出は、岬の右手、灯台があって船の浮かぶ辺りで、溺れかけたこと。

細かく憶えていないが臨海学校では水練の時間以外は自由行動だったと思う。ひまつぶしに同級生らと岬の突端まで散歩に出た。当時は病弱で体育の授業はつねに見学で、水練にも参加できなかった。多摩川沿いで育ったのだから泳ぎは嫌いではない。臨海学校へきて泳げないのもしゃくだからと、同級生を待たせて灯台の前あたりで泳いじゃったのだ。

岬の右側は外海で、岸から離れると強い潮流がある。2かき3かきと泳ぎ出すと、たちまちその流れに飲み込まれ、岬の先端方向へどんどん押しやられた。こうなると戻ろうとしても戻れない。見ていた仲間たちも驚いたろうが、こちらも焦った。いまなら、流れにまかせて体力を温存するが中学生にそこまでの知恵はない。バタバタもがくところを、通りかかった漁師の舟に救いあげられた。あれがなければその先の人生はなかった。