2018年6月6日水曜日

またセイヨウミツバチが

またセイヨウミツバチがやってきた。

近隣の同好会のメンバーからわがプロジェクトに巣枠付きの女王バチ4匹を贈呈いただき、当方も、そのおこぼれにあずかった。

昨日、そのメンバーのハチ場へ案内してもらった。これ以上なさそうな理想的な環境である。羨ましいほどだが、これはこれでひと目が少ないので、巣箱ごと持ち去るハチ盗人に用心しなければならないという。

そのメンバーのハチ場のひとつ 手前の巣箱は当方持参 奥に女王養成群の巣箱

女王養成群のなかから女王付きの巣枠を1枚頂戴して持参した巣箱に移す。

帰宅してすぐに、あらかじめ用意しておいた定位置に置く。持参した巣箱の底板はテーブで止めてあるだけだから、取り外して網底(OMF)の台に移し替える。

 
巣箱を定位置へ                    底板を外して網底の台に乗せる

 
巣内

おそらくハチたちは、環境の激変に戸惑っているだろう。さっそく砂糖水の給餌をする。

 
重量比1:1の砂糖水                ハチが溺れないように割り箸の筏

 
麻布を被せ                     ポリカ波板の雨除け

今日はハチの増加に備えて巣枠にスターターを付けた。通常、洋バチの飼育には巣礎を使うが、当方では巣脾は一からハチ自身に作ってもらう。巣枠の本来巣礎をはめ込む溝にベニヤ板をはめ込み、その先端が2mmほど出るようにして、そこへミツロウを塗る。これがスターターだ。

 
巣礎の溝にベニヤ板をはめ込む            ベニヤ板にミツロウを塗布

梅雨に入ってしまい条件は良くないが、少しでもハチたちの数が増えてほしいものだ。