2016年5月26日木曜日

アリ対策

ミツバチの場合、いちど弱体化した群には、あらゆる外敵がつけこんでくる。

わがハチたちの巣箱はいまや大小数種類のアリたちが我が物顔で横行している。

強群なら、こうした外来者を排除する元気があるはずだが、なんとかしてやらねば。

検索してみたが、水攻め?がいちばん自然な方法に思える。大きな容器にコンクリートのブロックを置き、そこに巣箱を置いて水を張るというものや、巣の台に脚を付けて、その脚を缶詰の缶に入れ水を張るというものもあった。

結局、身の回りにころがっているものを利用して、こうなった。

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植木鉢を逆さにして受け皿に置いたものを脚に    4脚の上に巣箱を載せる

巣箱の下にこの脚を入れるといっても、独りで巣箱全体を持ち上げながらやるのは無理。

ここは巣箱リフトの出番だ。

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ひさしぶりに取り出すとザイルがこんがらがって、まずその整理から。

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箱は台座から上がったが脚が入らない        いったん下ろして吊り紐を調整

最初は3点で引いている吊り紐が長すぎ(あるいは引きしろが短すぎ)て十分持ちあがらなかった。いったん下ろして吊り紐を調整。

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吊り紐を調整して、なんとか十分な高さまで引き揚げる 片手でやすやす引ける

Warreの上にラ式が載るという状況のリフトは想定外。しかも上のラ式が前に重心があるので前のめりに持ち揚がってしまった。吊り紐の長さの調整もまずい。巣内のハチたちはさぞ驚いたろう。

吊り紐の長さ調整をどうするか要検討。ザイルはもう少し細くて短い紐でよさそうだし、引き代を考えると脚立ではタッパが足りない。巣箱リフト、おおいに役立ったが改善の余地あり。

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はーい、なんとか巣箱を定位置へ

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後は高くして、水準器で微調整           最後に水を張る

現在、巣箱に取り付いているアリたちはもう巣に戻れない。南無南無。 

というわけで、弱群のアリ対策、完了。


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