セイヨウミツバチとニホンミツバチの産卵で面白い違いがある。洋バチの卵は産卵直後から3日ほどは巣房の底に直立していて、その後に斜めになるのに対して、和バチの卵は最初から斜めになっているという。だから、卵が巣底で直立していれば、それはセイヨウミツバチの女王が生んだ卵ということになる。
6月10日にニホンミツバチの巣から取り出した巣板 巣房底に卵が斜めになっている
上の写真の巣板をセイヨウミツバチの巣箱へ移したものを、今日、写真に撮った。1週間ほどでずいぶん汚れたものだ。
6月16日 卵は巣底で直立~やや傾いている
洋バチの巣に導入した和バチの巣は、卵、蜂児、有蓋蜂児がいたのだが、卵以外はすべてきれいになくなっていた。しかし、直立した卵があることから、これは洋バチの女王が和バチに巣に産み付けた卵ということになる。12日に内検したとき、この巣板を洋バチの女王がたしかに歩き回っていた。
巣房のサイズは洋バチより少し小さいが、このあと幼虫となって蓋がされてセイヨウミツバチが孵るのだろうか。
2 件のコメント:
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はじめにあった日本みつばちの卵が育てられているのかとても興味があります。羽化してくるのは全て西洋ミツバチでしょうかね!? 出房が待ち遠しいです。
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洋バチ、和バチともに卵期は3日。幼虫期は6日と5日半ですから、和バチの卵はすでに幼虫になっているはずです。
巣板は掃除されて卵以外に蜂児も有蓋蜂児も見当たりません。
残念ですが和バチの可能性はないと思います。
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