2016年6月7日火曜日

to Ojerさん

分封の季節も終わり、もうそろそろ待ち箱を整理するころになった。

待ち箱にしたセイヨウミツバチの蓋にニホンミツバチの巣の痕跡が残っている。1列が巣板1枚を示し、左右へ分かれた穴状が巣房の付着カ所になる。

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 フライ返しで刮ぎ取った巣板の痕跡 右上に小さな巣板が残っていた

DSCN0737.jpg DSCN0570_201606071037018bf.jpg
取り残されたちいさな巣板       もとの状態

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くねりながらも平行している      こちらは途中で分岐している

自然状態においては、こうした複雑な構造を発現する巣板を、人間は「巣枠」という直線的な人工物で規制して、自分の都合にあわせて管理しようとするのだ。なんだか申し訳ない気がする。


3 件のコメント:

ハッチ@宮崎 さんのコメント...

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不必要に巨大な空間であるラングストロス式巣箱を何段にも積み重ねられた住処を与えられ、分蜂させずに沢山の蜜を集めるよう仕向けられている西洋ミツバチ達に、より自然に生活してもらおうと、昨年重箱式巣箱に入居(おそらくハウスミツバチが逃げてきたもの)した西洋ミツバチにはその後Warre Hive様巣箱での飼育を試行継続しています。
越冬成績もとてもGoodでした。

ojer さんのコメント...

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> 越冬成績もとてもGood
うらやましいですね。
こちらはラ式からWarreへの移行どころか、ラ式での建勢自体に失敗して、いまや群は衰退の一途です。最近新女王に更新はしたのですがはたして?
基本的にはバロア対策の失敗だと判断しています。冬期シュウ酸滴下3回、粉糖1回をしたのですが効果がなかったようで、やむなくアピバールを処置しましたが、ときすでに遅かった。
いま考えているのはWarreの上桟の幅24mmと間隔12mmについてです。洋バチのBS(8~9mm)に対して上桟間隔が広すぎるような気がしています。

ハッチ@宮崎 さんのコメント...

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24mm+12mm→巣脾中心間は36mmになるので、標準ラ式10枚では38mm(採蜜期は9枚なのでそれ以上)と比較しても小さめで、自然に造らせた場合に近いのでいいと思うのですが・・・
まずは誘入された女王蜂で、建勢がうまくいくといいですね!